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Saori Nagasawa Design Room
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「一つの県でこれ程樹種と量が豊富な所は全国的には稀なのに何故岩手の人達は岩手の
木を使った家造りをしていないのですか？もったいないですね」
神戸の木材店の方に言われた言葉が強く心に残りました
自分に問いました・・・本当にどうしてかな？
規格化され乾燥し安価ですぐ手に入る外材が造る側にとって合理的で便利だから・・・
山は手を入れなければ荒れてしまいます
地元で成長した材を使い運搬によって出るCO2を削減し地元の職人さん達と造る
そんなプロセスにこだわった家造りのサイクルが出来れば山の活性化・地球環境に良い事
は間違いありません
目の前にある県産材を使い岩手ならではの「木の家」があっても良いはず・・・
一人ではなかなか声を大にして叫んでも届きませんが同じ思いの仲間達と話し合いながら発
信し「山側」と「住み手側」の橋渡しが出来れば嬉しく思います
目から鱗の言葉
農作業
農家住宅を設計したのがきっかけで時々お米作り
のお手伝い（お邪魔？）をさせていただいています
土造りから種蒔き・収穫まで本当に手間隙かけて
こそこんなに美味しいご飯が食べる事が出来るの
ですね ますますご飯が好きになりました
天日干しの稲作のお手伝い
杉の植林体験をしました
これから沢山の手を掛けられて
50年以上先にどのような使われ方をするのでしょう？
